選挙について詳しくなろう

政治の学校

太古からあった「政治」の形

政治と耳にするとスケールが大きすぎて、遠い存在に感じてしまうこともあるかと思います。
しかし今の政治システムは誰のためにあるのか?
それはわたしたち「国民」のためにあるのです。

少し歴史の勉強になってしまいますが、政治の歴史についてざっとみていきたいと思います。

人間は昔からグループを形成し、集団で生活をしてきました。
集団で行動をしていると、何か問題が起きたり、何かを決めなければいけないとき
大勢が自分の意見を主張していたのでは意見がまとまりませんね。
「政治」というシステムが整っていない時代の政治についてみていきたいと思います。

みなさん、「卑弥呼」という名前を聞いたことがあると思います。
卑弥呼はいわゆる巫女で、神様からのお告げを聞く人でした。
現代でもシャーマンと呼ばれる人がいますよね。

天災や飢饉があった時代はアニミズム信仰が大きな力を持ち、
こういった「天のお告げ」を聞ける人にリーダーシップが宿ったのです。

封建時代

封建時代は欧州や中国、日本で指している意味が若干異なってきます。
大枠で共通している部分を見ますと、王や家臣、一般市民などが
緩やかな主従関係にあり、そういったヒエラルキーによって社会が形成されている状態です。

卑弥呼のときに説明したような集団が複数増えたことによって、集団同士の主従関係が出来上がっていったのですね。

だから昔話によく出てくる「王様」や「お姫様」などはどこかの皇帝の家来が
皇帝じきじきに領土をもらって支配していただけということもあるのです。
一応「王様」と呼ばれたりもするのですが、歴史的観点から言うと「領主」などということもあります。

ちなみに王の王、に当たるのが「皇帝」(エンペラー)になります。
ヨーロッパ、中国でそれぞれ「皇帝」の位を称する人たちがいますが、
皇帝二人いるじゃん。とお思いかもしれません。

当時のヨーロッパ、中国は隣国の国々を支配していましたが、
ヨーロッパと中国自体は別に支配し合う関係ではなかったので
それぞれ「皇帝」が君臨していたわけですね。

封建時代の終焉

「あの悪代官様は私たちの年貢を全て持って行ってしまう!」

こんな日本昔話を一度は聞いたことがあるでしょう。

先ほど紹介した封建時代にはヒエラルキーが設定されてしまって、
主に出生で決まってしまいます。
つまり、違う階級の人たちとは基本的に結婚などの婚姻関係を結ぶことはできませんし、
階級によって人権の大きさも決まっていました。

こうした社会が続く中で、人々の中に不満がたまっていったのは言うまでもありません。

ヨーロッパで強固な専制君主制を行っていたルイ一族。
一部の貴族たちは豪遊していましたが、税金を納めていた市民は貧困にあえいでいました。
そんな不満が爆発したのが「フランス革命」になります。

この革命はヨーロッパ中に飛び火しました。
そもそもヨーロッパの王族というのは、さまざまに婚姻関係を結んでいましたので、
フランスで起こった革命がオーストリアやロシアにも波及したのです。

そして市民が市民のために行う政治システムを自分たちの手で作りあげていったのです。
そののち、日本は明治時代になってこうした政治システムを取り入れることによって
封建時代の終焉を迎えるのです。


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